鎌倉五山第一位、建長寺の本尊はお地蔵さま ~水彩画22作目~
絵を描くのも修行と思えばお地蔵様も許してくれるかな。今回は挑戦しただけで絵の域にも達していないが100作目くらいに再挑戦してみたいと思います。
それにしても大きなお地蔵様だな、苦悩の人々を、その無限の大慈悲の心で包み込み、救う所から名付けられたとされるが視線を合わせると確かにそんな気持ちになるから不思議だ。
建長寺は鎌倉が最も栄えていたころ、鎌倉幕府五代執権北条時頼によってわが国初の禅寺として建てられた。もとは地獄谷と呼ばれた処刑場のあとで、お地蔵さまを祀る心平寺という寺があったと伝えられる。
堂内には本尊の地蔵菩薩坐像(室町時代の作、像高2.4メートル)、もとこの地にあった心平寺の旧本尊地蔵菩薩坐像、千体地蔵菩薩立像、千手観音坐像、伽藍神像などを安置しています。堂前にあるビャクシン(白槙、和名イブキ)の古木7本は開山蘭渓道隆手植えと伝えるもので、樹齢約750年といわれています。