グラスに絵を描くグラスリッツェンに挑戦しました
いつもと同じように、やりたいことは躊躇しないでとにかくやってみる精神でとりかかる。新しいことをはじめると毎日が「気づき」の連続で楽しいですね。
グラスリッチェン第1作目がこれ、線も陰影も粗々な帆船が完成!1作目はこれくらいが丁度いい。(かなりの負け惜しみ)
完成までの手順
電動ルーターを購入
グラスリッチェンに興味を持ったのは骨董屋で綺麗な絵が彫られたグラスを見てからです。身近なグラスを使うので絵の芸術性はともかく道具があればすぐできるような気がしてコーナン(ホームセンター)で即日電動ルーターを購入。
電動ルーターとは片手で握って細かな作業が出来る電動工具で、モーターを回転させて作業をします。先端の工具を取り換えれば、金属や木材、ガラスやプラスチックなどを削ったり磨いたりできます。
今回はグラスリッチェン以外の工作や工芸で使用するので、リリーフ アートルーターセット 先端工具81点付 80002 4280円を購入。
交流式で3000~13000回/分の無段階変速機能付き
先端工具セット内容:ホイールブラシ(銅線×1、真鍮線×1)、軸付研磨バフ(綿×1、セーム皮×1)、筒型ブラシ(ナイロン・真鍮・鋼線・ブタ毛×各1)、カップブラシ(真鍮・ブタ毛×各1)、軸付ドラムセット(サンダーバンド付き)×1、軸付ドラム用サンダーバンド×20、ラバー砥石×1、軸付フェルトバフ×4、ダイヤモンドビット×13、精密軸付砥石(金属用×5、石材用×5)、シリコンカーバイトドレッサー×1、φ22mm切断砥石(金属用)×20、切断砥石用マンドレル×1、φ2.35mm・φ3.0mmコレット×各1
用途:ガラス、ボトル、陶磁器、貝ガラ、石材、樹脂、貴金属、装飾品、金属、ステンレス、非鉄金属、木材などの加工
下絵の選択
グラスには帆船を描くと決めていたのでネットで輪郭がハッキリしている帆船のイラストを探しました。描きたい帆船の写真も数多くあったのですが表現できるスキルには程遠そうなのでこれにしました。
グラスの準備
ダイソーで無地の高さ15㎝、幅7.5㎝のグラスを購入、これなら失敗してもダメージは少ない。下絵をグラスの内側に固定します。下絵をグラスにペンで書き写し作業をするほうが細かい部分まで正確に削ることができるのようなのですが今回は下絵を見ながら直接削る作業に入ります。
電動ルーターで削る
電動ルーターの先端にダイヤモンドビットを装着します。ダイヤモンドビットは先端にダイヤモンドの粉が付いていて、このキットでは13の形状の違うものが入っています。
下書きに沿って削りの作業を開始するも線を描くのも難しい。ルーターの回転数やダイヤモンドビットとグラスの角度、押し当てる力加減等を調整しながら試行錯誤を重ねる。
最初はグラスに跳ね返されるような感じで綺麗に削れなかったが慣れてくると安定して削れるようになってきた。
今回は1種類のダイヤモンドビットで削ったので粗々になってしまったが他のダイヤモンドビットの特徴を掴みうまく組み合わせればもっと良くなりそうな手ごたえを感じまた。
第2作目はニッカウヰスキーについてくるグラスで挑戦します。題材はまたも「帆船」