柿を描いてみた ~水彩画18作目~
柿を描いてみました。今回のポイントは葉の形と実の光の反射ぐあいです。
植物や風景を描くときに思うのは、自然界は実に多くの色が混ざり合ってできているのだなということ。葉の色に紫を加えることでリアルな葉になるなんて絵を描くまで思ってもいなかった。
実の部分は立体感を出すのに光の反射を入れてみた。塗り残し部分の白からすこしづつボカシながら全体に丸く見えるように濃淡を入れてみました。
反省点は柿の扁平感が表現できていないのとヘタの部分の窪みが曖昧になっているところですね。
今回から下書きは「ラッション ドローイングペン」で描いています。修正ができない緊張感が上達する方法だと思って一発勝負してます。
柿には「甘柿」と「渋柿」があり、これらの違いは渋み成分「タンニン」が「可溶性」か「不溶性」かできまるそうです。「可溶性」なら渋柿、「不溶性」なら甘柿になるのです。干し柿にすると、渋みは自然に抜けるようです。