セカンドライフを楽しく生きる

湘南に住むセカンドライフを楽しむ男の日々を綴ったブログです。

【スポンサーリンク】

鎌倉、鶴岡八幡宮を歩く ~水彩画 10作目~

 

f:id:eriinachan:20170512075213p:plain

鎌倉はいつでも行ける距離にあるのですが、鎌倉のことをもっと知ってからゆっくり観て回ろうと思っている間に数十年が経ち、セカンドライフを楽しむ年代になってしまいました。

水彩画を始めて題材としての鎌倉の誘惑に負けてしまい、ろくに勉強もせずに鎌倉に行くことを決め、ゴールデンウィーク中に計画するという、素人っぽさ丸出しの観光客の風情で出かけました。

コースは、北鎌倉駅円覚寺東慶寺浄智寺建長寺鶴岡八幡宮小町通り鎌倉駅の順番で、定番中の定番です。

 

今回は、鶴岡八幡宮を題材としました。

鶴岡八幡宮は、源頼義が奥州を平定して鎌倉に帰り、源氏の氏神として出陣に際してご加護を祈願した京都の石清水八幡宮由比ヶ浜辺にお祀りしたのが始まりだと言われています。その後、源氏再興の旗上げをした源頼朝が鎌倉に入るや直ちに御神意を伺って由比ヶ浜辺の八幡宮を現在の地に遷し、建久2年(1191)には鎌倉幕府の宗社にふさわしく上下両宮の現在の姿になりました。

現在の御本殿は、文政11年(1828)、江戸幕府11代将軍徳川家斉の造営による代表的な江戸建築で、若宮とともに国の重要文化財に指定されています。

深い杜の緑と鮮やかな御社殿の朱色が調和する境内には源頼朝、実朝公をお祀りする白旗神社をはじめとする境内社のほか、静御前ゆかりの舞殿や段葛が八百年の長い歴史を伝えています。

 

絵のアングルは、舞殿から大石段、本宮が見える構図を選び、舞殿をメインにして本宮との距離感をだせるようにしました。新緑のすがすがしさと山影のコントラストで季節感が出せるようにしましたが、まだ明るすぎる感じがしますので修正が必要ですね。